案内人

人を訪ねるローカル旅 第13弾!!ちょっと遠くにやってまいりましたよ。兵庫県姫路市にお邪魔しました。
姫路といったらまず、ここでしょう!白く美しい白鷺城と呼ばれる姫路城を訪れます。


慶長6年(1610年)池田輝政が8年の歳月をかけて大天守閣を持つ現在の姫路城を築きました。


姫路城の中核部分に入るための「菱の門」。通路をまっすぐでなく屈折させることで敵の勢いを制御しています。城壁には多くの挟間が。

特徴は手前に小さい天守がふたつ。もうひとつ反対側からしか見えない東の小天守があります。大天守と小さい3つの天守がイロハニでつながっており周回できるのが特徴です。


「はの門」に向かう坂。ドラマ「暴れん坊将軍」シリーズでよく登場することから「将軍坂」と呼ばれています。


石垣の積み方も時代によって異なります。こちらは、羽柴秀吉時代の野面積み。


こちらは池田輝政、本田忠政時代の算木積みです。


本丸に向かう最後の門「にノ門」です。入口が狭く天井も低くなるため、敵の進行を食い止めることができます。


天守閣目の前。「ほノ門」に到着。お勝手口のような小さな門ですね。


屋根の鬼瓦、巴瓦、唐草瓦などに、築城の際又は修理の際に作られた歴代城主の家紋が施されています。目線を上げながら周ると城主の移り変わりが家紋をみるとによってわかります

天守閣の2階部分。
この金具の部分に武具がかけられ、物々しい様子だったことが伺えますね。
次回に続きます。

【姫路城】
所在地:姫路市本町68番
アクセス:JR姫路駅北口からバスで「大手門前」下車 徒歩5分
JR姫路駅、山陽姫路駅から徒歩20分。
公式ホームページ:http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle.html